1 Wボトム 画像
1 画像は、典型的な2番底が切り上がったWボトムで、
まず、1番底では陰線下ヒゲを伴った はらみ線を形成し
1番底からの上昇後、センターネックライン付近で上ヒゲを伴った長い陽線が出現し
その長い陽線の終値を始値とした短い陰線を形成している
( はらみ線を形成 )
一般的には、相場の高値圏において、連続する2日間の高値がほぼ同値となっている場合を
毛抜き天井といい、反転のサインといえますが、今回は、陽線の終値と陰線の始値が同値
となっている状態です
.................よくみられる反転のパターンです
※ 毛抜き天井 毛抜き底についてはこちら ⇒
反転のサインを見逃すな!...... ④ 毛抜き天井 毛抜き底は、 Wトップ Wボトム等の前兆?
※ はらみ線についてはこちら ⇒
反転のサインを見逃すな!...... ② 長いローソク足 と はらみ線
そして
センターネックライン付近から、下降しボリンジャーバンドセンターライン( 21MA )
<............画像では白太線 > を下抜け
2番底では毛抜き底状態で、はらみ線を形成し再び上昇しています
................1番底から、一旦上昇しボリンジャーバンド+1σ付近で跳ね返され
再び下降し、1番底安値まで届かず ー1σ手前付近から再び上昇........
今回は2番底が切り上がったWボトムですが毛抜き底 2箇所がチャートの横時間軸で
、多少間を、置いてほぼ並んでいる状態が一般的です
.............. いずれにせよ
2回目の下降で1番底安値を下げ抜くことができなかった事実
⇒ この付近が、いわゆる底で上昇していく可能性が高い
と判断できます
尚、今回は はらみ線を形成していましたが、つつみ線も
典型的な転換線のサインですので、この2つは必ず覚えて下さい
※ つつみ線についてはこちら ⇒
反転のサインを見逃すな!...... ③ 長期トレンド後 の つつみ線
これに、対して
2 V ボトム 画像
.................は、1番底から1回でそのまま上昇した Vボトム
ボリンジャーバンドセンターライン +1σ手前付近から,若干戻し
センターラインで跳ね返されそのまま上昇した............
上昇地合強い時のパターンですが、そもそも上昇地合が強くても
Wボトムを形成することもあり 1 Wボトム 、 2 Vボトム
どちらを形成するかは、1番底では予知不可能です
( リスクが大きいので予知すべきポイントではありません )
⇒ 2番底形成時まで様子見する方が賢い、安全策
⇒ だから Wボトム形成時を狙うのです
............Wボトム狙いの本質を御理解頂けましたでしょうか?
従って、
センターネックライン付近から下降した時に
ボリンジャーバンドセンターラインを下抜けるかどうかが、キーポイント
............ まず ここに、着目すべきです!
ここが Wボトム と Vボトムの分かれ目です
以上、Wボトム形成のプロセスを振り返りましたが
............ローソク足形成のプロセスをじっくり観察することが
チャート展開想定力を養う意味でも最重要事項です
ぜひ、実践してみて下さい